2008年10月07日

人間性心理学

2008092043514_2.jpgフロイトが「第一の心理学」であり、ワトソンを「第二の心理学」とするのならば「第三の心理学」とはなんでしょうか。
講座でも勉強すると思いますが、それが「人間性心理学」と呼ばれるもの。

彼らは第一、第二の心理学が人間を決定論的に観るあまり、主体的に決断する能力を持っていることをないがしろにしている、と批判しました。
そしてひとりひとりの主観的経験を重視して、生きることの意味や価値の発見に寄与しようとする心理学が必要なのだと主張したのです。
このような考え方をもつものが、「人間性心理学」です。

この考え方の代表的な学者はA・マズローです。彼ははじめ、行動主義心理学などを学びましたが限界があると悟り、「自己実現」を研究のテーマにしていきました。
この言葉は今でもとてもよく使われていますね。
自己実現というのはとても曖昧な言葉ですが、自己実現した状態とは次のようなことが挙げられます。
例えば現実の自分の姿を見定めている。自己・他者・自然をありのままに受け入れている、極めて自発的である、自己中心的でなく問題中心の生き方をしている、自立的でかつ独立している、目的と手段を区別している、民主的性格、至高体験や神秘体験を体験している、などの特徴が示されます。

マズローは禅・ヨーガ・道教などの東洋的な宗教やシャーマニズムに触れた事もあり、その関心を「自己実現」から「自己超越」という問題へと移していったのです。

そのことが講座でもお馴染みの「第四の心理学」であるトランスパーソナル心理学が開かれる事に繋がりました。



posted by やましん at 14:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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